アマプラで配信が始まっていたのでシン・ウルトラマンをやっと見ました。面白かったです。
シン・ゴの時も思ったけど、物分かりが良くて話がはやいの、すごいよな。
門閥貴族のゴチャゴチャみたいなの履修してると妙なところで感心してしまう。
ゴチャゴチャの気配が早くも漂っている水星の魔女も追っかけ見ています。
TLの人気者・グエル、本当にかわいくて大変良い。気高くあれ、汚泥を啜っても……などといつもの感情が早くも押し寄せてるのであった。
ガンダム、閃ハの2部目はいつになるんだろうな〜。 オーストラリアロケ、どうなっただろうなあ。
いつ…といえば、カバステの 2作目は ないんですか? え?
ニコニコの歩にまた会いたいよ🥺
最近PCデスク周りを一新して、カバステの時のアクリル板も置けるようになったので毎日眺めているよ。かわいいね。かわいいね……。
そんなわけで(?)、恩返しはまだまだ続くので、年内の後の予定はもう大体川隅美慎です。
年末誕生日イベントで1やったー、年越しイベントで2やったーって感じです。クリスマスを公演期間が跨いだ舞台もあるし、11月中のチケットもあるよ。羽生まで行かなきゃなのはどうして?を否めないです、が。
***
12/18 COMIC CITY SPARKに向けて、脱稿しました〜✌︎ イベントでお会いしましょう✌︎
12月にSPARKってやっぱりおかしくない? これ老人の発言?
新刊は引き続き🦛rktkR18です、詳細は頒布物情報をまとめてからご案内します。
詳細といってもこれ以上もこれ以下もないのですが……。サンプルとかか? そうだね。
最近また暁の女神をプレイしながら鷹鴉のいろいろに思いを馳せるなどしており、本の形になるのかならないのか……。出るイベントは特に心当たりがないので、オールジャンルの末席に連なるか、通販だけでやるか、結局本にはならないいのかって感じですね。
ていうか本当は例の5連冊+αを1冊にまとめるなどもしたかったり……。
前回のブログで激推ししていた映画「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」がとうとう公開になりました!
初報では2020年7月23日公開予定でしたが御多分に洩れず延期になり、2021年5月7日に変更になったものの追い討ちをくらって再度の延期、しばらく目処が立たなかったのでヤキモキしていましたが、とうとう先日6月11日から全国ロードショーとなっております。
公式広報も大変そうで見ててハラハラしました。無事に公開されてよかったです。
私はガンダムファンクラブなるアプリ(月額600円で大抵の過去作品が視聴可能)やYoutubeの公式チャンネル「ガンダムチャンネル」で過去作品を復習したり、原作小説で予習したり、ガンダムカフェで再現メニューを食べたりして待っていました。あとなんでかわからないけど諏訪部順一が歌ってる他アニメ作品のキャラソングとかを聴いてました。本当になんで?
その結果
初日に2回、翌日もう1回鑑賞しました。
同時発売のBlu-rayも劇場限定版(過去イベント映像とサントラCD、原作小説上巻、小説上巻の朗読CD6枚組が付属)を入手済みです。
原作小説、従来のスニーカー文庫と、映画化に当たって発行された新装版を両方買ってしまったので、これで3冊目になってしまった。
公式HPのどこを見ても見当たらないのですが、ニュースサイトなどによれば、閃ハサ映画は3部作らしく、1作目の今回は、原作小説が上・中・下の3部構成になっているちょうど上巻が相当していました。場面をひとつひとつ見ていくと省略・割愛されているシーンも結構ありましたが、物語の骨子に至る部分は過不足なく、むしろわかりやすく整理・再構成されていて素晴らしかったと思います。もっとも現時点でまだ1/3なのでこの後どうなるのか次第で評価も変わってしまいますが…個人的には2部目もかなり期待しています(今日読んだ関連記事では2作目の公開時期は未定とのこと)。
ここまで前置きです。
以下、原作小説や逆襲のシャア他関連作品全般のネタバレを含む感想です。
原作小説の刊行は30年前だし、物語性を排除して味わうビジュアルやサウンド表現も非常に質が高いので、オタクの感想で価値が損なわれることはないとは思いますが…念のため。
Twitterでぐちゃぐちゃ言ってたことのまとめ的な部分もあるので、フォロワー諸氏にはもう読んだ内容かもしれません。
あと、閃ハサの感想と見せかけて読み返したら逆シャアの話ばかりでした。よくわかりません。
***
まず、原作小説の冒頭にある著者・富野由悠季の言葉について。
「言葉というものは、多重性と曖昧さをもって、真実を伝えることはない」
今から小説が始まるぞというところでこんなこと言う人います…?
しかし、オタクとして思い当たる節がないわけでもないというか。
例えば私は宇宙世紀で言えばアムシャアのオタクなのですが、「アムシャア」という言葉では含む意味が多すぎて何なのか特定できないと思いませんか?
ここから多重性と曖昧さを排除するとしたら、「原作通りのアムシャア」になるでしょうか。
アムロとシャアはセックスとかしないし…2人は敵対して共闘して最後にまた争って共に散るだけだし…。
シャアは1人ではどこにも行けなかったから、アムロが連れていってあげたんだよ(ぐるぐる目)。
……しかし、果たしてこれで本当に真実私の意図するところが伝わっているのでしょうか?
富野が言っているのはそういうことだと思っています。
真実はわかりません。
初っ端「アムロとシャアの意思を受け継いだ青年」と呼ばれているのが、今作の主人公のハサウェイ・ノアです。
ハサウェイは、もっとも有名なガンダムパイロット、アムロ・レイの上司であるブライト・ノアの息子という立ち位置で、機動戦士Zガンダムから登場します。
さて、ハサウェイはアムロとシャアから一体何を受け継いだのか?
逆襲のシャアのアムロとシャア、ハサウェイと、閃光のハサウェイでのハサウェイについて確認していきましょう。
冒頭15分ではあまり逆シャアとの繋がりは見えませんが、12:15頃にハサウェイが幻聴する声は、12年前のシャアの反乱時に失った片恋の少女クェス・パラヤを想起させます。
U.C.0093、人類は宇宙空間に進出し、居住するようになってからすでに1世紀近くが経過していました。地球を離れ、過酷な環境で暮らす人々の中で、これまでは使うことのなかった脳の機能を使うようになったことで、例えば他人の心が分かったり、未来予知のようなことができるなどの新しい能力を獲得する者が現れました。彼らはやがて「ニュータイプ」と呼ばれるようになります。
クェスは地球生まれ地球育ちにもかかわらず、上述のような素質があり、地球連邦政府高官の父親は彼女を持て余していました。
その頃、しばらく鳴りを潜めていたシャア・アズナブルが宇宙に住まう人々(スペースノイド)の代表として立ち上がり、ネオ・ジオン総帥として地球連邦政府に宣戦布告を行います。かねてより地球連邦政府は人口爆発による環境破壊や食料問題の解決策として宇宙移民を半ば強制的に実行してきましたが、政府の閣僚、官僚やその家族といった特権階級の人々は相変わらず地球にとどまったままであり、その生活に必要だとしてさらに多くの人間が居住を続け、地球を汚し、あまつさえスペースノイドなど眼中にないかのような政策をとっているため、スペースノイドと地球人の関係は険悪なものとなっていました。
シャアは地球に残るすべての人間が宇宙へと住まいを移すことで、地球人とスペースノイドの垣根を無くし、諸問題の解決をはかること、また2勢力の対立ひいては戦争を絶対に起こさないようにすることを望んでいました。
クェスの父親は、そんなシャアと政治的な会話を持つため宇宙に出張することになり、クェスもこれに同行します。
一方のハサウェイは、宇宙で艦隊司令を執る父親とは離れた地球で、母親と妹と3人で暮らしていました。しかし、シャアの宣戦布告を受けて地球にとどまることは危険だと判断した母親の手配で宇宙へ上がり、父親と合流する手筈を整えます。
その宇宙行きのシャトルの中で、ハサウェイとクェスは出会うのです。
ハサウェイはシャアの主張を我が事として受け止めることはできませんでした。ハサウェイには、スペースノイドが地球から受けた仕打ちとそれに対する感情を理解できていないのです。つまり、この時点でハサウェイにはシャアの意思(思想)を受け継ぐ土壌がないわけです。
しかし、クェスはシャアの、スペースノイドの悲願を理解できると言い、地球という惑星から宇宙全体を治めようとする父親ひいては地球連邦政府のやり方に異を唱えます。
その結果、クェスはシャアの元へと身を寄せ、地球連邦と敵対する立場となってしまうのでした。
クェスの離反を止められなかったハサウェイは、それでもなんとかクェスを取り返したいと望みますが、軍人でもない一介の少年にできることはありません。
やがて連邦軍とネオ・ジオン軍は戦闘状態に突入します。
アムロ・レイはパイロットとして出撃しますが、当然ハサウェイに手解きをすることもありません。アムロから意思を受け継ぐ機会もないわけです。
話はそれますが、アムロがシャアを止めようとするのは、義理のようなものだと私は思っていて、シャアの考えが誤っているからとか、地球を守りたいからとかよりはよっぽどシャアに同情している様子が作中からも伺えます(「シャアはオレたちと一緒に反連邦政府の連中と戦ったが、あれで地球に残っている連中の実態がわかって本当に嫌気が差したんだ」は私が逆シャアの中で最も好きなセリフのひとつです)。だからネオ・ジオンと対立するアムロの感情の動きには、そもそも受け継ぎ得るような意思が見られないんですよね。
クェスはシャアの元でパイロットの訓練を受け、MS(モビル・スーツ、人型戦闘兵器)を与えられ、戦闘員として戦場に出ます。クェスは従来持っていたニュータイプの素養をパイロット特性として発揮し(例えば未来予知で命中&回避にバフがかかる)、戦果をあげていきます。
戦況は混迷に至り、ハサウェイはとうとう空いたMSを見つけて乗り込み、戦場に飛び出していきます。
強大なMSを操るクェスに真っ向から語りかけ、地球連邦側に戻ってくるよう説きますが、クェスは聞く耳を持ちません。
そんな中、地球連邦サイドからクェス機に向かって砲撃が放たれます。クェスは、このままでは自分の機体にしがみつくようにしているハサウェイ機に当たってハサウェイが死んでしまう様子を幻視します。
シャアを捨ててハサウェイの元に戻ることはできなかったクェスですが、ハサウェイを見殺しにすることもできず、結局彼女はハサウェイを庇って被弾、命を落とすことになりました。
これが彼のその後の人生に暗い影を落とすことになるのです。
さらに、ハサウェイの一連の行動は明確な違法行為、懲罰対象でしたが、父・ブライトの動きもあり、「敵機を撃墜した功績」として不問に付されることとなります。
従って、地球での彼の名は、シャアの反乱時に軍人でないにもかかわらずMSに搭乗し敵機撃墜を果たした、勇敢で優秀な少年のものとして受け入れられることになったのです。
説明が長くなりましたが、そういう経緯があったハサウェイの心の中にはまだクェスがいるのだ、その声によってハサウェイは導かれているのだ、とわかるのが先のシーンなわけです。
当時のハサウェイは、もちろん幼かったこともあり、思いついたことをがむしゃらに達成しようと頑張るんですよね。その結果、片想いしていた女の子の命を奪うことになってしまって、それで閃ハサの彼は、どうやら意図的にそれを抑えて暮らしている。しかしふとした瞬間に「それ」が表に出てしまって、常にそれに後悔してるんですよ。
15分映像で「やっちゃえ」「やっちゃいなよ」の声を受けて検討する間も無くテロリストたちの制圧にかかるシーンも、これによってギギにハサウェイこそがマフティーであると確信を持たせることになり、そのせいでその後の作戦に狂いが生じていく(そしてケネスもハサウェイの正体に気づく)。
自分の正体を知ったギギを放置することもできず、ギギの物言いに流されるようにホテルの同室で宿泊することになり、そこで目の当たりにしたギギの振る舞いに古傷を抉られるような気持ちで「クェス・パラヤと同じか…」などと嘆く羽目になる。
ハサウェイが軍の監視下から逃れて仲間と合流するための陽動としてホテルが襲撃されるが、市街地でMS戦が繰り広げられている中をギギと逃げ回りながら、怯えて取り乱すギギを捨て去ることができずにその機会をふいにしてしまう。
……。
見たとこ全部ギギ≒クェスに囚われてるせいじゃないか……。
市街地で戦闘から避難している中、合流するはずだった味方の女性に「あんたの悪いところが出てる気がするよ」って言われちゃってるしな。
でも、その「悪いところ」が明確にある感じ。自覚もしているのに手放せない。そのどうしようもなさは、言い換えると非常に人間らしくて、彼を偶像にさせない砦としても機能しているような気がしています。また、それによってマフティー殲滅を任務とするケネスはハサウェイ自身に好感を持ち、正体を知ってなお敬意の対象と並立した対立関係になれたわけです(これは原作小説の中・下巻の範囲だけど)。
さて、逆シャアの終盤で、シャアが地球に落として地球上の人類を滅亡に追い込もうと画策した隕石(しかも核兵器を搭載している)を、アムロはたった一機のガンダムを駆って大気圏突入から阻止しようと奮闘します。隕石は地球の重力に惹かれてどんどんその距離を縮めていきます。誰もが不可能だと思うような絵面。そんな中、アムロの行動に心を動かされた他のMSパイロットたちが、連邦もネオ・ジオンも関係なしに集い、アムロと共に隕石を地球の重力の及ばぬ範囲へと押し返す戦力として加わります。
集った人々の想いは、ガンダムを構成する新物質「サイコフレーム」の共振を呼び、光となって隕石を包みます。サイコフレームは人の意思を具現化する力を持つとして研究が進められていました。それがこの期に発動し、隕石が地球に落ちるのを防ぐ力となったのです。
そしてアムロとシャアは消息を絶った……。
というところで、改めてアムロとシャアから受け継ぎうる意思について考えましょう。
シャアは、隕石を落として地球上の人類を掃討してでもスペースノイドを救いたかった。アムロは、シャアの暴挙から地球とそこに住む人々を守った。
シャアは、人間に絶望していた。アムロはシャアの絶望を知った上で、だからこそ人々に希望を見せなければならないと語った。
ハサウェイ、この2人から何を受け継げるというのだ。そもそもハサウェイはこの口喧嘩(マジで口喧嘩)を聞けるところにはいないからシャアの絶望もアムロの救いの手も知り得ないのに。
なんだろうな。初志貫徹するところか?
視点を変えて、その意思を継いだハサウェイ=マフティーがやっていることを見てみます。
反地球連邦組織マフティー・ナビーユ・エリンは、地球連邦政府に対し、地球環境を守るためすべての人類が地球を離れる政策を採るよう要求しています。しかし政府がこれに応えることはなく、「地球に住む」特権が世襲によって着々と引き継がれている始末です。マフティーはそんな特権階級の人々の「粛清」を実行します。危機感を抱いた特権階級=地球連邦政府閣僚らは、地球でマフティーに対抗する術を練るべく会議の開催を決定します。当然、その情報を掴んだマフティーは、粛清対象が一堂に会するこの会場への襲撃準備を始めるのでした。
守りたい対象は異なるものの、要求としてはシャアの反乱時の主張と似たところがありますね。
手段はいずれもすべての人類が地球を出ることです。
しかし、予告映像でもハサウェイがしばしば述べている「すべての人間が地球に住むことはできない」は果たしてシャアの、あるいはアムロの思想だったでしょうか?
シャアとしては、地球のことなんて知ったこっちゃないわけです。何しろ核爆弾を叩きこもうとしてるくらいですからね。
アムロは地球連邦軍として地球に籍を置いているわけですから、そこに住む人にどうこう言う権利はほぼないです。自分だってそのうちの1人なわけですからね(逆シャア時点では宇宙勤務が長くてほぼほぼ地球にいませんが…)。
また、シャアが主張したスペースノイドの権利について、ハサウェイが触れることはありません。
それは、ハサウェイの地球での役割が植物監査官だからかもしれないし、マフティーという組織の黒幕(作中で正体が明かされることはない)の思想によるところも大きいのかもしれませんが、とにかく目的がシャアともアムロとも異なるわけです。
ハサウェイはケネスやギギと別れ、マフティーの基地に戻ります。そこで明確に「僕は代わるよ」と心に決めるシーンがあります。ハサウェイ・ノアがマフティー・ナビーユ・エリンのエースパイロットに切り代わる。
そのとき、彼は心の中で、自分の今までの過ちを振り返って「そうだねクェス」と呼びかけるんですよ…。
お前、結局クェスなのか!?!???!?!!?
逆シャアでは、クェスは最初同じニュータイプと目されるアムロに目をつけ、親しくなろうとするが思うようにいきませんでした。そして、それへの反目の気持ちも手伝って、シャアに鞍替えするのです。また、そもそもクェスがアムロやシャアに求めていたのは父性だと言われています(政府高官の父親はクェスに理解がなく、愛情を注ぐこともなかった)。
それはハサウェイには逆立ちしても与えることのできないものでした。
そんな状況で永久に失われてしまった女の子。理解も愛も永遠に与えられず、もたらされない。
過ちと後悔の行き着く先。
アムロやシャアをたどることで、クェスに至れると思ったのだろうか?
シャアはスペースノイドを救いたかった。アムロは地球と、そこに住む人々のことも守りたかった。
ハサウェイにとって、地球を守ることができれば、クェスを守れなかった過去の自分も救われるだろうか。
いや、ハサウェイ、何かを守る意思ならまずお前の父親の背中を見ろ……!
お前を守り切ったブライト・ノアを見ろ!
物のわかったような顔で「父には苦労をかけました」とか言っている場合では…ないだろうが…!!
以上、ハサウェイがアムロとシャアから何を受け継いだのかに関する感想でした。
もうひとつ、別の重大な部分についても考えていることがあるので、そちらに関してはまた後日まとめられたらいいかなと思っています。
あけましておめでとうございます!!!!! 今年もよろしくお願いします!!!!!!!!!
2021年に入ってから2種類の新刊が出たので、ご案内します。
①峨マル
「化物の心臓」全年齢32ページ
サンプルはこちら(pixiv)。
通販はこちら(booth)。
原作最終話でアメフト継続組がどかどか出てきてどんなチームに入ったかが明かされていく中で、世界大会メンバーに一軍扱いで選ばれておきながら姿を現さなかった男がいるじゃないですか…と定期的に思い出しては苦しんでいるので、その辺りの感情をこねて丸めた本です。高校卒業後の本はすでに一冊あるんですけど……それとはまた違った感じでまとまりました。
どっちにしても最終話にいない=アメフトを続けていないという仮説は成立の余地があると思うので、それを採用しています。その上で、別の道を自分で見つけて歩んでいくパイオニア精神の持ち主として描かせてもらいました。原作でも自分が決めた道を走り抜けることに、それがどんなダーティなものであっても躊躇がなかった男であり、私もそういうところが好きだからです。
そして峨王も多分そういうところを好いてくれてたんじゃないかなと思っています。
そういう本です。
②鷹鴉
「孵化する日5」全年齢40ページ
サンプルはこちら(Pixiv)。
通販はこちら(booth)。
長らく1人でこねくり回していた蒼炎以前の捏造設定全部のせ本がまとまりきりました! お付き合いいただきありがとうございました!!
これが描きたかったんだろうなという部分を感じていただけたら…というのが烏滸がましくもささやかな願いであります。
自分たちは馴れ合わなくてもわかりあわなくても、自分以外の人々が共存の道を選ぶ妨げになってはいけないというのが、王様と元王様の辛いところよね…という感想です。
しかし暁のエンディングでその選択にたどり着けたティバーン、すごいな……。暁の前半くらいまでは結構ラグズっぽさが目立つというか、感情的に見える面もあって(蒼炎のラグズ会談のあたりとか顕著だと思う、もちろん煽った奴がいるわけだが……)、怒りに任せた処断を下す可能性もあったと思うんですよね。
でも3部終章で人々が石になってしまって、解決の糸口をもつサナキに連れ立ったネサラと再会して、そこで彼の「今は休戦させてほしい」旨の願いを飲んだのは、それまでのティバーンの振る舞いからは一線を画すものだったのではないかなと思いました。
とはいえ、作中ではティバーンもネサラもメインキャラではないので(モブでも決してないが)、なかなか為人を掴むのは難しいと常から思っています。
その辺りの、いわゆる解釈の一端として、お楽しみいただけたら幸いです。
***
さて、本日3月29日が何の日か、ご存知ですか?
そうです、声優・諏訪部順一の誕生日です……おめでとうございます……。
PVでめちゃくちゃ顔が…好みすぎる…!と思って詳細探ったらCV諏訪部だった時の気持ちを察してください。
そういう状況です。ありがとうございます。
ていうか見てよほらこの…デザインを。
顔に轢かれて声で挽かれて乗馬鞭でしばき倒されて、ざこちゃんは立派な魚肉ソーセージになりました。
主人公に共感して寄り添ってくれそうな若々しいお兄さんの諏訪部順一って心当たりが…ありすぎるけど、ケネス・スレッグは胡散臭くないので大丈夫です!(なんの話?)
このPVとデザイン画みて丸腰で劇場に行くのは絶対に無理だと思って原作小説で予習したので死角はなしです。死角はないですが、普通〜に推せる男でした。
何がいいかって、「助平根性」抱えてるって明記されてるんですよね…。あと、金髪の女が好きとか、作戦前に基地に女連れ込んでセックスしたとか散々書かれてます。あとなんかそういう下品な話題に巻き込んでいい存在としてみなされてるっぽい描写も……。
それで主人公やヒロインには上述の頼れるお兄さんとしての振る舞いをしつつ。
さらには、軍の指揮官としての立場があるのですが、そこでは結構獰猛な顔も見せるんですよね。
捕虜の扱いさあ〜〜〜〜〜〜〜(悲鳴)(原作小説通り)
この調子で5月7日の公開まで延々真綿で首を締められ続けるということなんですよね、オタクは。
真綿っていうか…普通に致命傷だが……。
というわけで、みんなたちも是非是非機動戦士ガンダムを履修して、私と一緒に5月7日に死を迎えましょう。
ガンダムどれから履修するか問題はオタクが紛糾しがちなNG話題ですが、私は劇場版「逆襲のシャア」から見ることを提案します!
なぜなら
シャア・アズナブルがデコを出しているからです!!!!!!!!!!
刻印の誇り2、お疲れ様でした。当サークルスペースを訪れてくださった皆様にお礼申し上げます。
今回の新刊で一番根本になった部分は、私が蒼炎を初めてプレイした時の終章での有様でした。ノーマルモードだと戦闘開始後わりと早い段階で三択で増援を呼ぶイベントが発生しますが、ご存知の通りダンチで力不足なのが私たちの王様です。増援がきたときにはちょうど真正面、ブライスら重装兵と対峙しているタイミングです。で、何しろネサラの攻撃が通らない。与ダメージも被ダメージもなかなかしょっぱい思いをさせてくれる。疾風の刃にしても、そもそもの魔力が少ないのでちょっと…あの…。もちろんそういうところが好きで、だからこそ暁中でのティバーンのなぜネサラが王になったのかがわからないという旨の発言につながるのだと思うのですが。そんなこんなを経て、暁で自軍の一員となった王様は、全く王らしいステータスになってて驚きましたね。蒼炎暁間で何があったんでしょうか。自分の力の無さを痛感することになったということなのでしょうか。
という、甘じょっぱい気持ちをねりねりして、時の経過と、関係の推移とを重ねた結果が今回の新刊と相成りました。お楽しみいただけたでしょうか。
今回ちょっと今までの本よりガッシリ原作に組みついているので、いつもはダラダラしたあとがきをつけているのを省略しました。なので代わりにここでダラダラしてます。
蒼炎と暁を並べたときには蒼炎に対して思い出深く感じるのですが、鷹鴉の関係を見たときには蒼炎だけではなく暁にかけて大きな変動が生じているように思えるので、切り離して考えることは難しいです。
やっぱり蒼炎で共闘できちゃったのがフラグだったんだなぁ。ティバーンは鳥翼同士で手が組めるんだって期待しちゃったんだろうなぁ。
それで結果としては非常に痛い目を見ることになったのですが、それも含めて最終的に手が組めるどころか一緒になるところまで持って行ってしまえたのが、ティバーンという男の強さなのだと思います。
次回参加イベントは3/20の春コミになりますが、こちらはES21峨マルスペースでの参加となります。脱稿間近です。当日はFE既刊/新刊も持ち込み予定です。BOOTHでの通販と合わせてご利用ください。
ところで鉄血やっぱりしんどくないですか?
しんどい以外の言葉が見つからないのでアレなんですけど、ボードウィンは見極めると言いながら、彼はやっぱりファリドをわかってはいないし、ファリドは理解を求めていないし、人と人とが分かり合えない事実を突きつける構成は非常にガンダムで大好きです。で、その表現をするために鉄血世界ではニュータイプ的存在からの脱却が図られたのかな…と思いました。
UCでの「わかられたくない、わかるはずがない、こちらを見るな!」という旨の拒絶が本当に苦しくて、こちらは激しく明確な拒絶でしたが、鉄血のファリドの拒絶は呼吸をするのと同義で、これもこれで苦しい。
ガンダムで育った女なので、鷹も鴉も真実分かり合うことはないんだろうな、とは思っています。でも、表面上の歩み寄りと、根っこの妥協と、ひとには決して実現できない時の長さが、少しでも二人の関係を安らかなものにしてくれやしないかと願っています。
しんどい。
設定資料集上下の中で一番素敵なのは上162-163ページで体格比較のために並んでるネサラ様の斜に構えた感じ、ぱつぱつのふくらはぎ、腰というよりは尻に当てていると思しき手の位置、右肩のマントのオーバーサイズ感あたりだと思います。あと普通に身長でかいのも良さを感じる。
化身時のサイズ感や模様の詳細が明らかになって、次に化身の彼らを描くときにもっとそれらしく描けるようになりました。うれしい。スクリミルのお尻のおえかきを早く描きたいです。
三面図の素朴な顔つきの中にも彼ららしい性格が伺えてより芯に近い部分のキャラクター性が垣間見えます。ネサラの目が小さいところが好きです。目つきの悪さもたまらない。でも左右のピアスの個数は絵によってブレがあってどう捉えたらいいのかわからないところは相変わらずです。
ヴィジュアル資料の豊富さは本当にため息が出ますね。スクリミルの肩までの図が出ていたり、あとは私が思い違いをして描いていた部分とかもいろいろわかったので、描き方を変えて近づけていきたいです。スクリミルの腕や足の色が違う部分、模様なのか傷なのかいまいちわかってなかったんですけど、多分傷ですよね。生身の肉体で戦っているんだと感慨が前面に出てきて興奮します。
反面、テキスト状の設定に関しては、ちょっと物足りないような…。
血の誓約が借用に係るものだということがわかった以外にはあまり詳しいこともなくてむにゃむにゃした気持ちです、「約定」なるものがあるようなので無制限になんでも命じる/従うの関係ではないような気がします。
あとわかったら命断つレベルで危惧してたネサラ即位周辺のあれこれも明らかにはならなかったのでこの先ものうのうを生き続けたいと思います。
つらい。
つらいといえば鉄血のオルフェンズなんですけど。
そんなに言わなくてもボードウィンが美しいのはみんなわかってるよ…わかってるから…
中身は全くそのままで、先に美しさがあった人だから、どす黒い感情たる憎悪を身にまとっても美しい芯の部分を貫いている限り彼は美しいに決まっている…憎悪に人格を左右されない恐ろしい人だと思います。
ファリドと対面したときにどうなるのかはわからないけど。
鉄血がつらすぎるので人が死なないガンダムであるところのビルドファイターズを見ました。
ユウキタツヤ激推しなんですけど…なんで今まで見てなかったのか不思議でたまりませんね…花京院典明と同じカテゴリーだと思いました。
腐女子としては、ゴンダモンタとのCP推しておきます、生徒会長(物腰柔らか)と副会長(ゴリラ)を組み合わせないで何を組み合わせるんですか? ゴンユウです。
ゴンダモンタ単体でも推せるんですけど、休学して行方が分からなくなったユウキタツヤと最終回近くになって直接の再会を果たし滝のような涙を流す様を見たら幸せになってほしい以外の感情を失いました。幸せになってください。
そんな男・ゴンダモンタの扱うガンプラがスモーとターンXという非常にわかりやすいターンエー推しだったのでいい機会だと思い、ターンエーをまとめて見ました。
ターンエーにおけるガンダムは開発するものではなく発掘するものなので、改良によるパワーアップ! 的な展開があまりないのが特徴ではないでしょうか。いわゆる近未来SFの舞台でもないですし。近代ヨーロッパ、これから産業革命だぞ! という時代設定も珍しいです。
わたしはティバーンを見ながら「ドモン・カッシュ(Gガンダムの主人公)だな…」と思ってたことがあるんですが(特にカラーリングが)、ターンエーを見てギム・ギンガナムが動くたびに「スクリミルだな…」と思いました。武人と呼ばれ軍を指揮する立場にいながらもいくさごとがないばかりに実戦経験がなくやきもきしている男です。
わたしがいちばん好きなガンダムシリーズはガンダムXです
今回のトピックは以下の通りです
・キングスマンを観た
・新源氏物語(宝塚歌劇)を観た
・メイキングオブFEを買った
・ダイヤのエースは滝川クリス優推し
・鉄血のオルフェンズはガエリオ・ボードウィン
順番にいきます
・キングスマンを観た
はるばる新宿でようやく見てくることができました
イギリス人の性癖がよくわかる、というレビューをどこかで読んだのですが確かにそんな感じでした
冒頭のエグジーのドラテクが凄まじく、それがキングスマンとなった後のシーンではあまり生かされていなかったのが少し残念ですが、それを補ってあまりある大活躍ぶりには興奮いたしました
あの辺のシーンが一番気に入りました
手先が器用(手グセが悪いとも言う)で運動神経も抜群!実は動物は殺せないほど心根も優しいよ!な〜んてどこの主人公だよ…映画の主人公だったわ…
・新源氏物語観た
1幕だけで藤壷から柏木までぶっ通されて驚いた…
おかげで話がすごいスピードで進んでいって、車争いの直後に葵の上が取り殺されてつまり知らない間に夕霧が生まれていた…と…
ちょっと見所がわからない作劇だったかなという感じです
でも衣装、ひいては一枚一枚の絵も美しく、さすがは宝塚です
2幕のMELODIAはずっと柚香光を追ってしまったのでよく覚えてないです
柚香光は悪役顔だね…好き…柏木の方もサイコーだったよ…洋装の方が似合う気がするけど…
・メイキングオブ
なんか最近の話はよくわかんないんだけどネサラがネサラとして生まれたのもティバーンより後だったんだなあという事実とリアーネとの関係もティバーンの話があってからのそれだったのを察してしまって「お前は!そういう!男だよな!!お前たちは!そういう関係だよな!!!」とむせび泣く事態に陥ったのであったーー(完)
・ダイヤ
滝川クリス優なんで?
なんで一人声がか細いフォントなの?
沢村栄純のその辺にちゃっかり触れていくスタイルなんなの?
キャッチャーのお尻魅力的すぎない?
歯磨きする滝川クリス優?
ちょっぴりさみしい滝川クリス優?
目で制する滝川クリス優にはしびれた
・鉄
妹の婚約者?????
公式でお兄様??????????
????????????