2021年1Q新刊ご案内と諏訪部順一の話(210329)

あけましておめでとうございます!!!!! 今年もよろしくお願いします!!!!!!!!!
2021年に入ってから2種類の新刊が出たので、ご案内します。

①峨マル
「化物の心臓」全年齢32ページ
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原作最終話でアメフト継続組がどかどか出てきてどんなチームに入ったかが明かされていく中で、世界大会メンバーに一軍扱いで選ばれておきながら姿を現さなかった男がいるじゃないですか…と定期的に思い出しては苦しんでいるので、その辺りの感情をこねて丸めた本です。高校卒業後の本はすでに一冊あるんですけど……それとはまた違った感じでまとまりました。
どっちにしても最終話にいない=アメフトを続けていないという仮説は成立の余地があると思うので、それを採用しています。その上で、別の道を自分で見つけて歩んでいくパイオニア精神の持ち主として描かせてもらいました。原作でも自分が決めた道を走り抜けることに、それがどんなダーティなものであっても躊躇がなかった男であり、私もそういうところが好きだからです。
そして峨王も多分そういうところを好いてくれてたんじゃないかなと思っています。
そういう本です。

②鷹鴉
「孵化する日5」全年齢40ページ
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長らく1人でこねくり回していた蒼炎以前の捏造設定全部のせ本がまとまりきりました! お付き合いいただきありがとうございました!!
これが描きたかったんだろうなという部分を感じていただけたら…というのが烏滸がましくもささやかな願いであります。
自分たちは馴れ合わなくてもわかりあわなくても、自分以外の人々が共存の道を選ぶ妨げになってはいけないというのが、王様と元王様の辛いところよね…という感想です。
しかし暁のエンディングでその選択にたどり着けたティバーン、すごいな……。暁の前半くらいまでは結構ラグズっぽさが目立つというか、感情的に見える面もあって(蒼炎のラグズ会談のあたりとか顕著だと思う、もちろん煽った奴がいるわけだが……)、怒りに任せた処断を下す可能性もあったと思うんですよね。
でも3部終章で人々が石になってしまって、解決の糸口をもつサナキに連れ立ったネサラと再会して、そこで彼の「今は休戦させてほしい」旨の願いを飲んだのは、それまでのティバーンの振る舞いからは一線を画すものだったのではないかなと思いました。
とはいえ、作中ではティバーンもネサラもメインキャラではないので(モブでも決してないが)、なかなか為人を掴むのは難しいと常から思っています。
その辺りの、いわゆる解釈の一端として、お楽しみいただけたら幸いです。

***

さて、本日3月29日が何の日か、ご存知ですか?

そうです、声優・諏訪部順一の誕生日です……おめでとうございます……。
PVでめちゃくちゃ顔が…好みすぎる…!と思って詳細探ったらCV諏訪部だった時の気持ちを察してください。
そういう状況です。ありがとうございます。
ていうか見てよほらこの…デザインを。

顔に轢かれて声で挽かれて乗馬鞭でしばき倒されて、ざこちゃんは立派な魚肉ソーセージになりました。
主人公に共感して寄り添ってくれそうな若々しいお兄さんの諏訪部順一って心当たりが…ありすぎるけど、ケネス・スレッグは胡散臭くないので大丈夫です!(なんの話?)
このPVとデザイン画みて丸腰で劇場に行くのは絶対に無理だと思って原作小説で予習したので死角はなしです。死角はないですが、普通〜に推せる男でした。
何がいいかって、「助平根性」抱えてるって明記されてるんですよね…。あと、金髪の女が好きとか、作戦前に基地に女連れ込んでセックスしたとか散々書かれてます。あとなんかそういう下品な話題に巻き込んでいい存在としてみなされてるっぽい描写も……。
それで主人公やヒロインには上述の頼れるお兄さんとしての振る舞いをしつつ。
さらには、軍の指揮官としての立場があるのですが、そこでは結構獰猛な顔も見せるんですよね。

捕虜の扱いさあ〜〜〜〜〜〜〜(悲鳴)(原作小説通り)
この調子で5月7日の公開まで延々真綿で首を締められ続けるということなんですよね、オタクは。
真綿っていうか…普通に致命傷だが……。

というわけで、みんなたちも是非是非機動戦士ガンダムを履修して、私と一緒に5月7日に死を迎えましょう。
ガンダムどれから履修するか問題はオタクが紛糾しがちなNG話題ですが、私は劇場版「逆襲のシャア」から見ることを提案します!
なぜなら

シャア・アズナブルがデコを出しているからです!!!!!!!!!!