総評: ひ… ひぇ……
あらすじ:
わたし、ざこちゃん! ライブ参加経験は去年のキンプリライブが初めてだったアイドルアニメ初心者! だけどひょんなことからドリフェス!のファイナルライブに参戦することになっちゃった!? 一体わたし、これからどうなっちゃうの〜!? (※チケットをお譲りくださったAさん、ありがとうございました)
ということで、日曜日は武道館でライブを鑑賞しておりました。上述の通り当方ライブ参加経験に乏しく、足を運ぶイベントごとといえばもっぱら同人誌即売会か宝塚観劇という状況を前提としたライブレポが下記です。日本武道館、名前を耳にしたことは何度かありましたが、今回初訪問でした、キンプリのライブは幕張メッセだったので。
上のtwitterでは1人の男についてしか書いてないので恐縮ですが、実際にはステージに上がった男は全部で7人。内訳は「Dear Dream」グループメンバー5名+「KUROFUNE」メンバー2名。ただし、終盤の演者の挨拶で「僕たち14人」という言葉が出てきたので、「彼ら(演者)」1人≒(あるいは明確に≠なのかも)キャラクター1人という計算をする世界観だということがわかりました。
また、富田さん(演者)が「僕は純也(キャラクター)にはならないという気持ちでずっとやってきた。僕は純也を尊敬しているし、純也も僕を尊敬してくれている。(オタクはここで富田さんの「アイドル」への葛藤を感じ取りました) だけど今日のライブで純也の気持ちもわかった気がする」と仰っていたのもあり、これが3年間、人間同士で向き合ってきた重みかぁ…と歴0日のオタクでもわかったような気になってしまいました。ドリフェスは始動から3年だったそうです。
3年といえば、正木さん(演者)は「芸能活動を始めてから3年間ずっとドリフェスと一緒だった」と仰っていたし、誰か忘れたけど「3年間、長かったね」とのいう言葉もあったし、株元さん(演者)は「ドリフェスはアニメやアプリやラジオや、色々なメディアで展開されていたけど、みんなは3年間でどれに触れてくれて今ここにいるのだろう」というようなことも仰っていたので、スタッフやファン含めたくさんの人々にとって3年という年月がどれだけの価値を持ち得たのか、互いに価値を与えあえたのか、わたしには存在しない「経験」に感じ入ってしまったし、それを立ち会った人々みんなで共有できていたあの空間は、きっと今までもこれからも二度と存在し得ないのでは?と考えて、これが「FINAL」ということなのか…としんみりしてしまいました。
歴0日のオタクが当該コンテンツとファーストコンタクトを果たした場、実は【ドリフェス!Presents FINAL STAGE at NIPPON BUDOKAN 「ALL FOR TOMORROW!!!!!!!」】という題目(長い)で、要するにアイドル解散ライブだったんですね…いや、解散という言葉は多分正しくなくて、ドリフェスは先述の通りメディアミックスコンテンツなので、それらの展開をストップする…すなわち休止が正しい表現かな?という感じです。なんにせよ、今後のコンテンツ更新のめどはありませんよという状況だと認識しています。
私は音楽業界のハコや動員の概念に理解が乏しいので計りかねるのですが、彼らの発言から考えるに、「3年で武道館ライブなんて普通じゃあり得ない」ことだったようです。それに対して「ファイナルだったから武道館に立ってるわけじゃない」「みんな(スタッフ、ファン)が僕たちをここまで連れてきてくれた」「これが僕たちの実力なんです」とも述べていて(発言者はバラバラな上に覚えてないのでごめんなさい)、「だからこれは僕たちの【勝ち】なんです!」という力強い言葉があり、ドリフェス!というコンテンツが、演者が、ファンが、どれだけ互いを大切にしあってきたのか、全然知らないのに泣けてきてしまいました。
もうね〜オタク、感受性が豊かだから…その割に語彙がないので、もう、万感とかエモーショナルとかあはれとかしか言えないわよ……なんだろうね。
この楽しさを一回手放してでも、未来にもっといいことがあるって信じているけど、この楽しさもずっと失いたくないみたいな。
彼はコンテンツのおわりについて「失うものなんてない、得たものばかりだ」って言ってくれたけど、きっと多く人にとってはそうじゃなくて、無限だったはずの未来への希望が失われてしまったのではないかな、とおもいます。本当はなかったものだけど、妄想だけど、実現しないけど、胸に抱いた思いが行き場を失ってしまったのではないでしょうか。
もちろんその思いはドリフェス!との出会いで生まれ育まれたもので、オタクが「得た」ものだけど、思いそのものは失われないけど、欲を言えばこの思いをドリフェス!くんが見捨てないでいてくれることを願っています。
どうして終盤の挨拶の話を延々しているのかというと、暦0日は伊達じゃないのでセトリがどうとか歌詞がどうとかが全くわからないからです。
ドリフェス!というアイドルコンテンツは「ファン」あるいは「応援」の可視化がうまくてすごいなあと思います。システムに関しても無知なのですが、アイドルの衣装にファンが干渉できるシステムがあるみたいで(ドリカと呼ばれる衣装カードをアイドルに投げつけてアイドルがキャッチ&お着替えする仕組みがある模様)、そういう応援方法もある一方で、単純にライブに参加し光る棒振り回す応援もありつつ、これは想像なんですけど多分全員が全員ドリカ投げつけなくてもいいと思うんですよね。多分。そういう応援の多様性みたいなものを認める姿勢みたいなものが、いいなあと思います(本当に語彙が尽きてきた)。
またライブの話に戻るのですが、太田さん(演者/キャラクターのイメージカラーは緑色)が「(ソロ曲の時に)会場一面が緑色になっているのを見て嬉しかった」とか、他の場面でも「スタンド席のみんなも見えてるからね!」とか「今いろんな表情の人がいますけど…泣いてる人、笑顔の人、スンッ…てしてる人……」とかそういうコメントがあって、こんなに「見てるから!!!!!!!!」って威圧(?)してくるアイドルもいるんだなあ…と新鮮な気持ちでした、宝塚観劇ではほぼほぼそういうことがないので。客席降りはありますけど。
そんな中で、KUROFUNE2人のMCの時に「あれやって見たいんだよね〜会場を金と銀(2人それぞれのイメージカラー)で埋めるやつ!」という希望の元、「ここのブロックの人は金! ここのブロックは銀! その隣は金! そんで銀!…」の指示を受けたオタク、下記のような配置?でオタクライトを点灯させまして(うろ覚え)
それを見たプリンス、なんて言ったと思います?
「王冠みたいだね〜!」
プ…プリンス〜〜〜〜〜!!!! おまえが即位の時にかぶる王冠が俺たちだ〜〜〜〜〜!!!!
※プリンス…冒頭のtweet参照(?) ファンサ意識が振り切れており、王子キャラ設定をバチバチに固めた立ち居振る舞いをする。ファンからは「即位して〜♡」コールを投げかけられるし、本人も「あなたのためなら何度でも即位する!」などと述べている。何回も即位しちゃ国としてマズイだろ(小声)。
てかプリンス(演者)、脚なげえ〜〜体薄い〜〜〜〜株元さんがアンコールの曲中にプリンスを肩車するの思わず固唾をのんで見守ってしまった、倒れないか心配で…。いやおまえそれはだって…建築基準法第55条に違反してるだろ…? え……?
ともかく、プリンスは即位すれば王になるし、ひとはやがて立場を変えていくものだと思います。私の中の彼らは永遠にアイドルでいてくれるかもしれないけど、やっぱり旅立っていってしまうかもしれない。現実世界の演者の方々もまた新しい何かになっていくのではないでしょうか。そして、またいつか、変わり、成長した「2人」が再会し、新しい姿を私たちに見せてくることを願って、本日のブログを〆たいと思います。
少し時間が経ってしまいましたが、参加者の皆様お疲れ様でした。本を手に取ってくださった方、お声がけくださった方、ありがとうございました。何か少しでも御心に残るような本であれば幸いです。
いつもどおりboothにて通販開始しておりますので、ご興味おありの方はご確認いただければと存じます。よろしくお願いいたします。
次回参加イベントは2/24の春コミを予定しています。ジャンルは未定ですが…描きたいもの、各ジャンルでいっぱいあるので整理して考えて決めます。
はじめて嘘喰いで参加して、机上4/5が峨マルだったりしましたが(もともと峨マルで参加するつもりで峨マル新刊も先に仕上がっていたので)、色々な同人女がいるんだなあと改めて感じた日でした。プチオンリーが開かれていたこともあってか賑わいもひとしおで、夜の飲み会(人間はそれをアフターと呼ぶのでは?)にも参加させてもらって、ジャンル色とか傾向とか教えてもらってきました。とても勉強になりました。その節はありがとうございました。
ところで久しぶり?に2冊新刊を出すことができたので我ながらよくやったなと思っています(前回のスパコミから時間があったことも大きい要因ではありますが)。同人活動においてもカナメはToDo管理だと思っていて、どうやって管理するのがいいか、何かいいアプリはないのか、結構探していて、今回【trello】というアプリ?プラットフォーム?を活用してうまいことできたので、少しご紹介させてください。
↑アプリトップはこんな感じ、一冊ごとに「ボード」を新規作成して管理していくことにしました。
このボードに「リスト」を作り、リストの中の「カード」でタスクの1つ1つを管理します。
プロットもここでほぼ完成する。コマ割り〜ネームは紙で作業しているので、いつかこれもデジタル移行したいけど、作業スペースの特性上どうしても難しい気がする。
ちなみにリストの分類はこんな感じ。タスクのジャンルではなく、進行度合いで管理しています。いわゆるカンバン方式という奴…もともとカンバン方式アプリを探していて見つけたアプリなので、多分これは正し目の使い方のはず。
最も重要なケツ、入稿予定日はカードの詳細情報で設定。ここでカードごとにラベル設定できるので、タスクのジャンル分けもできる。
推敲、仕様決定のプロセスやメモ、ひとり会議のlogも残る。
タスクのスタート時、終了時にはカードをリスト間で移動。これが1番めんどいので結構怠ってしまうが困らないので気にしなくていい気がする(doingが埋もれない程度には移動させる)。
こんな感じで作業していて、割と気に入ったので今後も使っていきたいと思います。春コミどうしようかなーーーーー!!!というわけで、また2月にお会いできれば嬉しいです。さよなら。
スパーク新刊(2種)のサンプルです。
①峨マル新刊「楽園はさかしま(R18)」P32
峨王のモチベーションと、それに伴う感情の起伏をマルコは計りかねるがーー
前回の本「神様のいない庭」からあるようなないような、マルコの心の奥の柔らかい部分についても少し。
あと表紙が特殊加工になってる、はず。
②伽羅貘「巨乳大作戦(R18)」P32
タイトルありきで描いてたはずが、いろいろあって廃坑編後の再会を経た斑目が「伽羅さんが俺のものになった」ことを実感する話になりました。
どうして(電話猫顔)
というわけで、当日はよろしくお願いします!
一応、近況報告がてらペーパーがわりのポストカードサイズの紙をおいておきます。
あと、HPの方で、Twitterでちまちま描いてた峨マルの漫画が溜まってたので追加しておきました。