灼熱カバディを読んでくれてありがとうございます(220118)

※トイレの張り紙「いつもきれいに使っていただきありがとうございます」

エムマスで葛之葉雨彦にやられるところまでは想定内だったんですけどね………
いや、雨彦はさあ、すごかったよ。想定をはるかに超えてすごかった。
一番好きなのは、ホーム画面で「お前さん、顔に何かついてるぜ? ……目と耳がふたつずつと、ああ、こりゃ、鼻だな。」です。
おまえ、こんな、反則だろうが……!!!!
見るな……オレの顔を……!!??!?

エムマス/サイスタの話はまあ、いいんですよ。雑魚ちゃんは雨彦P。雨彦のお顔(おでこ)が大好き。この話はこれで終わり。

灼熱カバディ、予備動作一切ナシでマンホールから転落したくらいの衝撃でどハマりしてしまった。
体育会系部活漫画って面白いじゃないですか、その一環で…そういうつもりで読み始めたんですけどぉ(言い訳)
いやほんと、聞いてなかったんだって。こんななんか…こんな こんな2人がいるなんて 聞いてないのよ。ほんとに。
何が起こったかいまだにわからないんですが……。

<解説>
★作品情報
灼熱カバディ 著:武蔵野創
小学館の漫画アプリ「マンガワン」上で連載されており、裏サンデーコミックスとして既刊20巻、以下続刊。
冒頭3話は裏サンデーサイト上で読むことができる。
また、マンガワンアプリでも各種チケットの利用で購読可能。アプリでは各話ごとのおまけコンテンツもあり。
★あらすじ
中学サッカー界で有名な選手だった主人公は、サッカーから足を洗うことを決意して進学した高校生活で「カバディ」と出会う。

というわけで、高校カバディ部の漫画なんですが。
カバディね、カバディ。オタクはみんな聞いたことあるでしょ。なんかインドのスポーツらしいじゃん?みたいな。
「カバディカバディ」唱えるんでしょ?みたいな。
その辺のルール説明をまず冒頭3話でやってくれるので、お願いだから裏サンデーサイトにアクセスして読んでください。
読んでくれてありがとうございます。

読むとわかると思うんですけど、めちゃくちゃ王道の少年漫画って感じなんですよね。
しばしばインターネットで言われてることなんですが、アイシールド21と同じにおいがするんですよ。
アイシが好きな人は灼熱カバディが好きという言説は私も支持したいと思っています。
なんですかね? マイナースポーツのルールを丁寧に説明していくにあたって必要な要素が共通してるからでしょうか。
稲垣理一郎(アイシ原作者)は理論的な構築で物語を作っているという話も見たことがあるので(ソースなしで申し訳ない)、そういったところに共通点があったりするのかもしれない。

でぇ……。
上の日記の……2人なんですけどぉ……。

2人はライバル校の奏和高校のカバディ部員として出てくるキャラで、部長(3年)とエース(2年)…て感じです…。
後輩エースが身長デカくてチャラくて、作中ではちょっと動物的な描かれ方も多い感じ。
先輩の部長もまあ…デカくて、真面目で、奔放なエースに手を焼いている場面もしばしば。
すぐ攻め受けの話するのやめたいとは思ってるんですけど、思ってるだけというか、実際止められるのならこんなブログ書いてませんよねっつうわけで、あの、年下ワンコ攻めかなあって思ってたんですよ。最初は。いや今も思ってるんですけど。
でもさ。
でもさあ〜〜〜やっぱさあ〜〜〜〜〜〜おっぱいでかい方が攻めなんだよね…。わかってたよ……。
や、だってずっとそうじゃん。スクネサも、峨マルも、伽羅貘もそうだったじゃん。そらこうなるよ。

2人は2巻から登場して、その後もちょくちょく出てきながら、13巻から本格的に再登場してきます。
そんな中、回想シーンで2人の初対面が出てくるのですが…
あの…
初対面で運命感じたみたいな表現(※個人の解釈です)、峨マルでも伽羅貘でも見ましたねぇ……!?!!!??!?

オレは…弱い……

そのシーンで、向き合った2人、お互いの第一印象が「デカッ」なんですよね…。
六弦(※部長)は高谷(※エース)の身長に驚いてる。一方の高谷は、あの、六弦のおっぱいを見てると思われるんですよね……?
自分で言っておいて補足しますと、六弦は身長175cmに対して80kgの体づくりをしており(作中のカバディ大会規定では制限体重の上限が80kgのため)、乳だけではなく全体的に鍛えている設定があります。ケツもでかいと思う。
なので、この場合のデカさは体全体を示しているであろうことは容易に想像がつくのですが、高谷の視線がどうも…乳なんだよなあ……?
高谷は身長が185cmあるので必然的に見下ろす視線になってしまうにしても、だ。

こういう感じでね。性癖を抉られてるってわけ。毎日。

違うんですよ…高谷だって別に体目当てなわけじゃなくてェ……。
ちゃんと信頼とか……色々…書かれてるんですけど、そこはその、ほら、あの、読んでくれてありがとうございますなので。

お願い、読んで、18巻まででいいから……(!?)

※六弦歩(フルネーム)

歩さあ、作中でも最強としての描かれ方をしている、恵まれた肉体を持ってうまれ、望んだ環境に身を置くことができ、本人もそれに甘んずることなく自らを律し鍛え万全に努めることができる、本当に恐ろしい人なんですが。それが故に時々(いつもかも)びっくりするぐらい自己中で傲慢で最悪なんですよね……。
だけど、その在り方自体が彼の強さの源になっていることも明らかなので、チームメイトも最終的にお前はずっと身勝手だけどそれでいい(意訳)って認めちゃうんですよね。
で、そうやって甘やかされた歩が同じように高谷のこと甘やかしてるんだよ。
高谷はカバディのことなんて何一つ知らない状態で歩と出会ってカバディ部に入って、マンツーマンで練習してるっぽい描写が結構あるんですよね。今の高谷のプレイは、高谷本人の資質・経験はもちろん、加えて歩の指導によるところもかなり大きいだろうな、と踏んでいます。
その結果メキメキ実力をつけた高谷は歩以外のチームメイトとの練習を「つまらない」などと述べるようになってしまうんですよね…。
そんな高谷の自己中心的な振る舞いにチームメイトたちはしばしば反発し、歩も最初は「チームワークも考えろ」とか言ってたんですけど、最終的には擁護派に回っちゃうんですよね…。高谷の実力がエースたるに相応しいと認めていることと、高谷は常に歩の期待に応え続けてきたことから。
だからなのか、2人がそれぞれのプレイに対して抱えている感情が描かれるときは常に信頼と期待に満ちているな…と、オタクは強く…感じるのであった……。

2人とも「個」もしくは「孤」の存在として描かれる部分が多くて…そんな2人を結ぶ絆を見ると…オタクは…その……。ということです。
はあ、もう、原作1コマ1コマ指差して「ここが!」「ここが!!」「ここが!!!!」ってやりたい。やってるが。もっとずっとやっていたい。永遠が欲しい。

敵校の2人についてだけでこんなにたくさん話があるんだから、主人公周りなんて尚更だし、そもそも歩は…主人公のカバディ部の部長とめちゃくちゃ因縁が……ある……。

灼熱カバディを読んでくれてありがとうございます。

ちなみに読んでから試合見るともう全部「理解」って楽しいです。
コートがかなりコンパクトなので、戦況がわかりやすいのもポイントのひとつかも。

2月には舞台化もするみたいです。適当に何公演かチケット申し込んだら全部当選してた。
宝塚しかまともに自分でチケット取って見にいたことがないので塩梅がわからず…。
あとアニメもあるみたいだけど、私は見てないのでわかりません。

未来の話になりますが、今ちょっとマンガを描いているので、そのうち本になると思います。その時にはよろしくお願いします。イベントはまだ何も申し込んでません。

あと、ティバネサの本を年末に入稿したので、手元に届いたら告知します。暁後で、ネサラが刺される(けど生きてる)本です。